mineo「プレミアムコース」Dプランの通信速度実測(2017年3月)

MVNOはお昼に通信速度が遅くなって辛いですよね。1Mbpsを切ることなんてざらで、時にはネットワークエラーで通信できないことも。。

そんななか、mineoがプレミアムコースを開始しました。プレミアムコースとは、通常コースから+800円/月で早い回線を提供するというもの。10Mbpsが目標のようです。

2月に募集があり、限定100名でしたが当選したため、実際に計測した通信速度を公開したいと思います。

通信速度

Speedtestというアプリを利用して計測しました。サーバーはTokyo固定です。

まずは、プレミアムコース契約前に計測した通信速度です。私はスマホ2台持ちで両方mineoのDプラン(docomo回線)のため、比較用に2台で計測しています。

日付 時刻 通常回線 (※プレミアム契約前)
(端末:iPhone7)
通常回線
(端末:Nexus 5)
下りMbps 上りMbps Ping ms 下りMbps 上りMbps Ping ms
2/20 12:25 0.64 11.06 116 1.01 4.85 90
12:30 0.84 8.48 94 1.50 4.99 93
12:35 0.78 8.93 90 1.29 2.27 79
12:40 0.64 7.31 80 1.47 3.06 86
2/24 12:28 0.64 4.46 78 0.31 3.58 91
16:24 21.02 4.96 87 20.64 3.11 67
18:50 1.06 10.18 89 2.30 6.15 86

12時台や18時台は、下りは1Mbps前後ですね。実際にニュースサイトを閲覧しても、画像表示が遅い感じでした。数日間計測しましたが、どの日も同じような傾向でした。(Nexus 5のほうが、平均すると2倍程度早かったのですが、原因は不明。。)

次に、2017年3月からのプレミアムコース化後の速度です。12時台や18時台でも10〜20Mbpsを維持しています。早い!Pingも1.5〜2倍程度早いですね。上りは有意な差は見られませんでしたが、終日安定しているため混雑に影響されていないことが想定されます。ニュースサイトも画像がサクサク表示されて快適でした。このスループットであれば、動画再生も余裕でしょう。

日付 時刻 プレミアム回線
(端末:iPhone7)
通常回線
(端末:Nexus 5)
下りMbps 上りMbps Ping ms 下りMbps 上りMbps Ping ms
3/3 11:46 27.08 6.27 55 8.79 6.75 50
11:54 16.32 6.64 51 13.21 7.71 47
12:01 23.52 10.63 42 9.40 6.43 54
12:11 11.62 10.5 49 2.46 9.9 80
12:15 15.12 9.42 48 1.80 8.48 84
12:26 26.82 6.76 54 1.11 9.55 84
12:33 15.75 3.16 50 1.12 7.46 77
12:35 23.94 7.68 52 0.94 5.64 76
12:40 11.71 10.28 49 1.19 7.55 85
12:45 25.49 8.51 56 1.16 8.43 92
12:50 25.88 3.29 51 1.48 8.28 90
12:55 17.08 11.8 48 2.10 8.73 80
12:57 19.24 5.97 68 1.91 8.33 116
13:02 18.64 16.02 48 5.22 10.06 80
13:05 22.55 15.36 48 5.59 9.66 75
13:13 27.49 5.99 56 11.36 9.26 72
13:19 23.56 6.26 49 16.14 10.72 47
13:25 26.10 9.65 48 9.89 9.89 45
13:30 21.11 5.44 48 17.32 6.21 42
15:51 25.98 12.16 41 16.38 11.98 43
18:14 18.08 11.4 67 5.77 8.98 110

所感

mineoプレミアムコースは5GB以上で契約可能なため、音声通話付きのデュアル契約だと最低でも3,080円からとなります。MVNOの最大の利点である価格の安さが損なわれますが、逆にMVNOの最大の欠点であるお昼の速度低下から解放されるのは大きいですね。

速度でいうとY!mobileやUQ mobileも検討対象になると思いますが、mineoは通信容量がパケットギフトやシェアで柔軟な運用が可能なため、mineo回線が速くなるのは個人的にかなりのメリットです。この速度が維持されるようなら、引き続きプレミアムコースを使っていく予定です。

(記事内の画像は http://mineo.jp/premium/ から引用。)

WordPress4.7.xのコンテンツの改ざんに関する脆弱性

WordPress 4.7.0、4.7.1 において、REST APIの脆弱性を悪用したコンテンツの改ざん被害が発生しているようです。
至急、4.7.2へのアップデートが必要です!ご注意ください。

WordPress 4.7.2 セキュリティリリース
(上記のリリースノートには、今回の重大な脆弱性の記載はありません。)

Content Injection Vulnerability in WordPress に、脆弱性の詳細があります。

中国製スマホが個人情報を中国に送っている件

ニューヨークタイムズによると、セキュリティーファームのKryptowireが、中国製の一部のAndroidスマートフォンにバックドアを発見したとのことです。

そのバックドアは、全テキストメッセージ、連絡先、位置情報、その他データを72時間ごとに中国のサーバーに送っているとのこと(動き的にはバックドアでというよりスパイウェアな気がしますが)。対象の端末はスマートフォンや車などへのスマートデバイスで、その数なんと7億台以上!マジか。。

以前にも中国製のAndroid端末はファームウェアレベルでスパイウェアが仕込まれているという報告などあったので別に驚きもないですが、今回は混入元のAdups社が中国のHuaweiやZTEなどの市場シェアの高い大手企業にもソフトを提供しているらしく、仮にこれら企業のスマートフォンにも今回のスパイウェアが仕込まれていた場合、影響はとても大きいです。

とりあえず、中国製のスマートフォンを使用している方は、今後の追加情報に注意した方が良いでしょう。

ちなみに、私は中国製の電子機器やアプリは全く信用していません。中国は国家が企業に対してソースコードの開示やバックドアの設置を強制してますからね。。

私は、ThinkPadが中国のLenovoに買収されたのでMacBookに移行しました。スマートフォンも、最近では中国製の高機能で安価なSIMフリー機が溢れていますが、怖くて買えません。Googleが発売したNexusでさえ、Nexus 6Pは中国のHuawei製のため見送りました。

Lenovoは何度もPCにアドウェアやスパイウェアを仕込んできましたし、中国のBaidu(百度)もBaidu IMEやSimeji(AndroidのIMEアプリ)、Simejiプライバシーロックなどの様々なアプリで入力情報の送信やバックドアを仕込んできたりと、挙げればきりがありません。そして、今回は中国製スマホが危険だということが再確認できました。MotorolaもLenovoに買収されたので、あとは悲しいニュースが流れないことを願うばかりです。

少し前にAppleが端末ロックの解除ひとつでFBIと戦っていましたが、中国国家や企業に爪の垢を煎じて飲ませてあげたいですね。

もう本当に中国の電子機器やアプリは避けた方が良いと思います。

追記:2017-08-02

全然反省してない。。

Android端末の情報を中国のサーバに送信、「問題ない」とメーカー反論

MacBookが起動しなくなった時の対処方法

Macbook (12 inch, Early 2015) の電源ボタンを押しても画面が暗いままでAppleロゴが表示されず、「ジャーン」という起動音も鳴らず。。

とりあえずセーフモードで起動してみようと、shiftキーを押しながら起動してみるも、画面は一向に暗いまま。

これは壊れたなと。

修理するとなると修理代が高そうだなーとか、Apple Storeに行くにもGenius Barっていつも予約いっぱいだし面倒だなー、とか思いながら、まずは手っ取り早いAppleサポートに電話してみた。

Appleサポートの電話番号は「0120-27753-5」。

電話で状況を伝えると、以下の手順を案内してくれて、実施してみると見事に解決!

どうも、MacBookをスリープとかでずっとシャットダウンせずに使用していると起こることがあるようで、以下の手順でその状態をクリアするらしい。とりあえず解決して良かった!

1。Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする

  1. 「command + option + esc」キーを押して、応答していないアプリケーションをすべて強制終了します。
  2. Apple メニューから「スリープ」を選択し、Mac をスリープ状態にします。スリープ状態になったらコンピュータをスリープ状態から解除します。
  3. Apple メニューから「再起動」を選択し、Mac を再起動します。
  4. Apple メニューから「システム終了」を選択し、Mac をシステム終了します。
  5. Mac が応答しない場合は、電源ボタンを 10 秒間押し続けて Mac を強制終了します。開いているアプリケーションがある場合、未保存の作業内容はすべて失われます。

2。Mac の NVRAM をリセットする方法

  1. Mac をシステム終了します。
  2. キーボードで「command (⌘)」「option」「P」「R」の各キーの場所を確認します。
  3. Mac の電源を入れます。
  4. 起動音が聞こえたらすぐに、「command + option + P + R」キーを同時に押し、そのまま押し続けます。
  5. コンピュータが再起動し、2 度目の起動音が聞こえるまで、キーを押したままにします。
  6. キーを放します。